2014年02月20日

地図と環境

今日はいつもよりちょっと広い視野で、「地図」を見てみようというお話。


唐突ですが、みなさまの家の近くに川は流れていますか?
思い当たる川があってもなくても、地図を広げて見てみましょう。
川を示す青い線。
それはどんな場所に始まって、どこへ繋がって、どんな海へ流れこんでいるでしょうか。
源流から海までを追ってみましょう。

川は、複数の小さな流れ(支流)が合体してできあがっています。
また周りの土地にはデコボコ(=山谷)があり、雨が降れば川に向かって水が集まります。
川の材料となる水が集まる範囲を「流域」と言いますが
等高線の載っている地図ならば、丘陵を一つの線でぐるりと囲うとわかりやすいでしょう。
こうすると、「流域地図」という“地図”を作ることができます。


イメージ↓
img_top_about_watershed.gif
これは東京都町田市を源流に、横浜市鶴見区まで流れている鶴見川の「流域地図」です。
鶴見川には、これだけの地域が関わっているんですね。


このようにして、大小様々な川を軸にして日本列島に線引き作業をやっていくと…
(途方もない事かも知れませんが)
いつも見ている、市町村で線の引かれた地図とはかなり異なる日本地図ができあがります。
ほとんどの地域はどこかしらの川の流域に属しているのだそうです。
お子様の自由研究などにいかがでしょう。暇があればぜひ。



山に降った雨は川に集まり流れとなって海を目指します。
IMG_3372.jpg
つまり、川を介して山と海は繋がっており、
人の生活は必ずどこかの川の“流域”に属すことで成り立っています。

普段は市町村=地域名で区画された土地を見ている私達ですが
もし一つの川の水質やそれを取り囲む自然を保護しようとするならば、
人が勝手に考えて引いた線=“地域”と言う概念は無意味です。
「ここまでが私、そこからは知らなーい」ということでは、
本当の保護保全と言うのは成されていかないと言うことになります。



写真.JPG
エコ花の家づくり、ショップの運営とも、
“環境”への負荷をなるべく少なくしようという精神が根底にありますが
それというのも、
私達はこの地球の土地を貸りて動植物と共に生きているという事実があるからです。

だから環境に負担になることはなるべくやめよう、正しい優しい物を選ぼうよ、ってことです。
こうした姿勢を「偉いね〜」と特別なことのように褒めて下さる方もおられますが、
私はごくごく、自然な発想だと思うのです。


むしろ考えないほうが、問題では?


「流域地図」を見てもわかると思います。
国、都道府県、市町村というのは、人が勝手に引いた線に過ぎず、
私たちが住んでいるのはまぎれもない、大地=地球なんですね。





最近、そのような内容の本を読んでおり、とても納得でご紹介した次第です。
流域地図。
ご興味の方は調べ進めてみて下さい。

川崎市高津区が推進する持続可能な循環型都市の再生と創造に取り組むプロジェクト
「エコシティたかつ」

尚、三浦半島の先端近くにある「小網代の森」は、浦の川という小さな川が谷を作り、
源流から河口までゆっくり歩いて1時間くらいらしいですが、
あるがままの流域の自然が残っているということで、保護されているのだそうです。
こちらもどうぞ→「小網代の森と干潟を守る会」




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2013年07月31日

東京@スカイツリー

少し前ですが、エコ花の店前からも見える634mのアレに上ってきました!
そう、スカイツリー!!634=ムサシね。

IMG_1436.jpg


上に上るとこんな感じ!!
写真だけ見るとヘリから撮ったみたい。↓
IMG_3372.jpg
こちらはスカイツリーから北東、曳舟〜北千住方面です。


IMG_3375.jpg
こちらは南西、奥の緑は御所、右真ん中あたりの白いのが東京ドームです。
下を流れるのは隅田川。



登って見ると高すぎて、人が点…。
何をしているか、服装、性別、全く見えませんでした。ただ、点。
上の展望回廊は地上約450m、下の展望デッキは約350mだそうです。
富士山がうっすら見えます。
浦安のDズニーランドも…
新宿の高層ビル群が見える。ん?高層…?
東京タワーってなんて可愛らしいんでしょう。



IMG_3373.jpg
時間帯によっては足元にスカイツリーの影を見ることができます。


そして一部スケスケの床↓
IMG_3376.jpg
高所恐怖症の人はダメでしょうねえ。(私は割りと平気です)



人間の持っている技術はすごいです。
技術や智慧というのは、・・・なんでもそうだと思いますが、
正しい方向に使えば、心を打ち感動を呼び、利便性を向上させる、
素晴らしい形を生み出します。
(まあ…スカイツリー建設についても
何人もの犠牲者が出ているとかブラックな話も聞きますが置いといて)

なかなか非現実的な建築でした。




下のソラマチ?では、山口晃さんの東京絵図が一部アニメーションで見られます。
IMG_3385.jpg
これが面白いです。見ていて飽きないです。

IMG_3383.jpg
上からの眺めも、絵図の中の眺めも、楽しんでみてください。


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2013年06月28日

小屋の魅力。

近所を歩いていると、この花をよく目にする季節になりました。
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アガパンサス

Agapanthus(アガパンサス)は
ギリシャ語の「agapa(愛らしい)+ anthos(花)」の組み合わせことば。
ですって→(参照)

どうりで愛らしいわけです。
アジサイやらアガパンサスやら色々咲いていて、
雨の憂鬱ばかりではないな〜と思う、梅雨の合間です。







さて。

先週末は散歩がてら、↓こちらの展示へ行ってきました。
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ギャラリー間で行われていた中村好文さんの「小屋へおいでよ」展。

中村好文さんの小屋の仕事と、様々な人が試みた小屋建築とその周辺のことが
実物、映像、図面、写真、スケッチなど多手法で紹介されていました。


「小屋」と聞いて、何を思うでしょう。
簡素でガランとした素っ気無いような?さびしく貧しいイメージ?
この展示では、どちらかというと小屋の豊かさを紹介しています。
楽しく面白く暮らしたい。
そのために「小屋」という最小単位の中にいかにして機能を入れるか、どんな工夫を凝らすか。
知恵を絞るのです。
そうして、できあがった小屋はまるで、秘密基地。
狭くて小さくてこぢんまりとしていて、全部のものごとに意識が通います。

エコ花の家づくりでもよく言われることですが、住まいの広さってそんなに必要でしょうか?
モノは使ってこそ、価値が生まれると私は考えています。
いつか、これが必要になるかも、もしかしたら、あったら便利かも。と、
将来の備えもしておけば安心だとは思いますが…お荷物になりかねません。
小さく暮らすと、世界は全部手の中に納まります。
するとその分、中身が豊かになるかもしれません。

と、そんなことを考えたのでした。





この展示、
22日まででしたので、もう終っちゃいましたよ。残念(最終日で超混雑でした)




こちらは間に合います↓



ステンドグラス作り

6月29日(土)13:30〜16:30 おひとつ\3,000

ninaさんのマクロビスイーツ付き♪
季節のマフィンと焼き菓子+エヌハーベストさんの紅茶をお出ししています。

お子様・お連れ様同伴の場合、お茶代¥300円のみ別途頂きます。

※鉛とハンダゴテを使用します。小学生以下の小さなお子様、
 妊娠中・授乳中の方の参加はご遠慮下さい。

ご不明な点やご質問ありましたら、お気軽にご連絡下さいませ〜

お申込みはこちら→ 電話03-5824-7571
または メール info★ecohana.com(※★を@に変えて送信して下さい)

チラシ.jpg
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2013年05月27日

モノマチ@台東区

昨日は「藍色展」もお休みを頂いて、
こんな所へ行ってきました↓
IMG_3054.jpg
なんでしょー?


機械部品のような、かちゃかちゃしたモノが沢山。
IMG_3053.jpg
子供が遊んでいますね。


正解は
IMG_3055.jpg
「モノマチ」
でした。


p2.jpg
モノマチとは、モノづくりの街台東区を歩いて体験して楽しむ三日間のイベント…
ですが、昨日までで
終わっちゃいました。 →モノマチ

写真は、そのイベントの中で行われた「モノづくり市」の会場にあった風景。
モ ノ マ チ の切抜き文字が大量に積まれていました。
見慣れているはずの文字も、こうして目に入る形状が変わると新鮮ですね。



モノづくり市、会場内は台東区に限らず全国からモノづくりをする方々が集結していました。
新潟のほうからいらしていた拭き漆作家さんと立ち話。
IMG_3057.jpg
栃の木地に、透明度の高い「朱合漆」をつかった透漆(拭き漆)仕上げの小皿。
独特の…したたるような赤みです。
本職は溜塗り系の塗師さんだそうですが、最近遊びで透漆の卓上小物を作り始めたのだとか。
きっちりした仕事をしていましたよ。

と、漆の話題はこのへんにして。



モノマチ、
御徒町から浅草橋までの範囲を“徒蔵=カチクラ”と称し
小さな工場やギャラリー・ショップからモノづくり企業や学校など、
界隈の人々を広く巻き込んで様々なイベント、ワークショップ、てづくり体験、
工房見学や限定品の販売などのプログラムが行われていました。
私が行ったのは最終日でしたが、街全体がいつもよりも開放的な雰囲気になっていました。

最近、都内に限らず地方でも、このような地元資源を見直す取り組みが興ってきています。
きっかけは、アートだったりコンサートだったり、エンターテイメントでも良いのです。
外の人にも中の人にも楽しんでもらえて、運営する人々も含めて“再発見”できることに
とても意味があると感じます。
実際今回のことで、台東区は改めて「モノづくりの街」なんだなあ、と実感です。
たのしい再発見のできるイベントでした。



東京では悲しいかな、引っ越しても、アパートの隣人の顔すら知らないという現状があります。
自分が住む街も、何をしているのか何が得意なのか知らなかったり、
実は家の近くにくつろげる公園があるかもしれないのに、
わざわざインターネットで検索して遠くの公園まで涼みに行く・なんてことをしちゃったり?
灯台もと暗しって感じです。
高望みせず、いま手の届く範囲にある輝くものを、まずは大事にしてみてはいかがでしょう。




――――――――――――――――――――――――――――



さてさて。
エコ花では継続してクラフト工房LaManoさんの
「初夏のよそおい 藍色展」を開催中〜。

ガラスの扉絵はこんな感じ↓
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ちょっと涼しげにしてみました。


「開催中」のPRも書きました。
IMG_3068.jpg
字、下手ですが。
これ意外と大変なんですよ。
外に書くと雨風もあるし擦れそうなので、内側から鏡文字で書いているのです。
日本理化学工業さんの「キットパス」、大活躍です。


今日はクラフト工房LaManoさんから、担当の高野様・山川様が来て下さいました♪
工房での作業の様子や藍の事を聞いて、楽しいお喋りをさせて頂きましたよ!
聞くほどに、それぞれ丁寧に作っていらっしゃるのだなあ〜、と感心。
「この巾ってどうですか?」「お客様の反応は?」「大きさ丁度いいですかね?」など、
商品についてお客様や売り手からの反応をすごく貴重な情報源と捉えているようで、
常に改良しながら、より良いモノを作ろうとしている意識が伝わってきました。


というわけで。


クラフト工房LaMano「初夏のよそおい藍色展」

30日(木)まで!(10時〜18時)

会場:台東区日本堤1-33-7「エコロジーライフ花」



いいものあります。
お待ちしております♪


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2013年02月12日

偶然の出会い。@千代田区

毎年漆教室や木彫り教室でお世話になっている、木彫漆芸作家・藤原啓祐さん。
木彫りの力強い作品は藤原さんらしくて大好きなのですが、
無駄のないデザインが美しい「木の器」もオススメしたい一品。
エコ花のお店には、常に4つの色形異なる器をご用意していますよ。


その藤原さんのうつわに、
先日、思いがけないところで出会いました。


アーツ千代田3331
廃校になった学校を再生し、アート発表の場としてご近所さんの溜まり場として
イベントや講演会・展示会など広く活用しているコミュニティ施設です。

先日は偶然立ち寄ったのですが、ショップに入ると目の前に、見慣れた形の器が。


近づくと、藤原さんの“そばちょく”でした。


↓↓↓
IMG_2444.jpg
・・・ごめんなさい、ピンボケごめんなさい。



期間限定で東北の作家さんの良品にスポットを当てた展示をしているとのことで、
店員さんに少しお話を聞きましたが、なんだか嬉しくなってしまいました。
藤原さんの器、手に取ってみる方がとても多く、もうほとんど在庫がないのだとか。
思わず触れたくなってしまうのでしょうね。



IMG_2445.jpg

 「東北の厳しい自然のなかから生まれ受け継がれた手仕事は、
 丁寧で誠実です。広葉樹の深い森に囲まれた生活のなかから、
 健全な木の道具が生まれる必然性を感じます。
 現代の東北でものづくりを生業とする私達も、その気風を
 忘れず、優しく人々の生活をあたためる作品を制作できるよう、
 心を込めて仕事に励んでいます」
 ※キャプション中、ご本人の言葉より


ちなみに、この展示は先週末で終了しているようです。
エコ花のショップでは、常に展示販売しておりますので、是非手に取ってみて下さい。
藤原さんは極寒奥会津で、今頃は雪に埋もれていらっしゃることと思います。
厳しい環境の中から生まれてくる、あたたかなものです。

        DSCN8283.JPG


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2012年12月04日

富岡製糸場。の、建築。

ラ・まのさんの話題から、糸つながりです。

少し前にお休みを利用して、群馬の富岡製糸場へ行ってきました。
日本の絹糸産業を支えた場所です!


レトロなレンガが素敵なのですが、「木骨煉瓦造(もっこつれんがづくり)」という、とても珍しい工法で作られています。
IMG_1860.jpg
木製の大きな柱を立てて、レンガの壁の厚さだけ削り(しゃくり)をいれて、
そこに落とし込んでいくイメージ?だったと思います^^;(うろ憶え…)


お蚕さんから採れたまゆ玉を機械にかけて生糸にしていくのですが、
造られた当時は明治経済の発展の目的で、とにかく沢山の糸をスピーディーに生産したかったのです。
そのためには沢山の機械が必要でした。
沢山の機械を並べるためには…大きな空間が必要でした。

そこでフランスの技術者から持ち込まれたのが、画期的な屋根。の、構造。
IMG_1862.jpg
「トラス」といいますね。
建築をかじった方ならピンと来ると思います。

えっと、つまり
______
/\/\/\←ここの事です。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この斜めの支えがあるだけで、上手に屋根の荷重を逃がすことができるので、
柱を立てずに大きな空間を作ることが可能になったのです。
トラス構造が日本に持ち込まれた最初の建物は富岡製糸場だそうで、
この場所から全国に波及したということです。
生糸も建築も、近代化を支えた場所なんですね〜。

そんな富岡製糸場は世界遺産の登録を目指しているそうです。
→詳しいことはコチラHPへ

sai母の実家は養蚕家でしたので、お蚕さんを手伝ったりしていましたが、
採れた繭の行方はよく知りませんでした。
なかなか興味深い建物です、軽井沢方面の時には脚を伸ばしてみてはいかがでしょう?

IMG_1863.jpg
そびえる煙突が、とても立派でしたよ。




あ、↓↓こちらもお忘れなくるんるん

【ただいま募集中!!★☆★】

モザイクタイルのクリスマス☆

12月8日(土)13:30〜16:00 おひとつ¥3,000


お子様連れでの参加もOKです♪ ※お茶代500円のみ頂いております。
色とりどりのタイルを組み合わせて、オリジナルプレートを作りましょう!
南千住ninaさんのマクロビお菓子付きぴかぴか(新しい)

お申し込みは03−5824−7571か
info☆ecohana.com (※☆を@に変えて送信してください)


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12月8日(土)から21日(金)まで、
ninaさんのクリスマス限定焼菓子がお店に並びます!ぴかぴか(新しい)クリスマスクリスマス
こちらも合わせてチェック☆して下さいね!


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2012年11月20日

浅草酉の市!!

今日は二の酉。
IMG_1836.jpg
みんなで福招きに行ってきました!
エコ花は浅草、鷲神社の近所なので、徒歩でお参りが恒例です。

夜に行く年が多いのですが、凄い人手でもみくちゃふらふらにされるイメージ…。


なので今年は昼間に行きましたが・・・


こんな感じでした!!↓↓↓
IMG_1838.jpg
すごい人〜あせあせ(飛び散る汗)
アチコチで手を叩いて威勢の良い、三三七拍子が聞こえました。

エコ花も、かっこめかっこめ!
お店にスマートに収まる程度の、大きなぴかぴか(新しい)熊手を頂いてきましたよ♪
来年も皆様と共に、良いお仕事ができますように!!
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m


周辺には食べ物屋さんなど屋台がわんさか、賑やかでした。
IMG_1837.jpg
栗ポンです。
下町っぽいですね。


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2012年05月23日

亀と猫

昨日の寒さが信じられないくらいの晴天でしたね。
日差しが夏らしくなってきました。


先日、公園を散歩していましたら、池には気持ちよさそうに浮かんでいる亀を発見。
IMG_0700.jpg
目を凝らすと、岩の上などには甲羅干しの亀。
じいっと動きませんが、万年生きる彼らは何を考えて過ごしているんでしょう。
あのくらいの余裕が人間社会にも欲しいものです。


一方、陸上。こちらにも動かない生き物が。
IMG_0696.jpg
フサフサの猫です。
日向ぼっこなのか、何かを狙っているのか、ひとつの方向を見て佇んでいました。
まさか、亀ねらい?やめてあげて。

それにしてもあの毛皮、なかなか暑そうです。





昼になると紫外線がジリジリと厳しさを増してきました。
人は日陰の心地よさを求めて、木の下へ・・・。





おや、先客です。



IMG_0695.jpg
分かりますか?陰にまぎれて、こちらも猫です。(笑)
黒い毛皮はさすがに暑いのでしょうか、コンクリートの床に寝そべっていました。


まだ季節はこれからです。
濃緑の葉が陽に冴えて、また夏が巡ってきます。



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2011年11月11日

紅葉と黄葉

染まる野山を歩き、秋の色彩を楽しむことを「紅葉狩り」と言いますけれど、ふと、
なぜ“狩る”のでしょう。本来なら動物に使われる言葉、狩猟のイメージです。
冬に備えて獣を狩るための秋の山歩きが、転じたのでしょうか。
日本語って不思議です。


今日は少し、言葉のお話。
こうよう、というと「紅葉」をよく見ますが、同じ読み方で「黄葉」という言葉があるのをご存知ですか?
これは見て字のごとく、前者は紅=赤色の葉を示し、後者は黄色くなる葉を示して使うそうです。
ですので、イチョウは正しく書くと「黄葉」となります。
なんだか格好良いですね。

DSCN7626.JPG
もみじ拡大。美しい〜

この葉っぱに起きる色の大変化、単純化すると赤は足し算・黄色は引き算だそうです。
元々、緑色の時にはクロロフィルという色素があり「みどり」を主張しているのですが
このクロロ、すごく不安定な性質。
秋の寒暖の差や雨など、葉にストレスがあると出て行ってしまいます。
クロロのいなくなった葉でアントシアニンという色が合成(プラス)されると「赤」に、
何のプラスもなければ元々持っているカロテンという色だけが残るので「黄色」になるという事。
もっと細かい事情もあるみたいですが、ざっとこんな具合。
こんな数行の変化が、山々に素晴らしい色彩を運んでくるんですね〜。


関東もそろそろ色づいてきています。
週末は秋晴れの予報、お出かけしてみてはいかがでしょう。


sai
posted by エコ花 at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅、お散歩

2011年11月09日

紅葉谷にて

そろそろ、紅葉前線が関東にも下りてくるのでしょう。


        DSCN2079.jpg
先日、旅先の宮島“紅葉谷”にて、紅葉し始めの森散策をしました。


DSCN2103.jpg
こちらはコハウチワカエデ。


        DSCN2172.jpg
一段と赤くて鮮やかなこちらは、トウカエデ。
まだまだ緑が多かったのですが、これから楽しめそうです。


        いちょう
いちょうはすっかり黄色く、葉が落ち始めてジュウタンを作っていました。
いよいよ、彩りの季節です。


sai
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2011年11月08日

世界遺産、厳島へ

先日お休みをいただき、世界文化遺産「厳島神社」へ行ってきました。
厳島神社.JPG
海上に浮かぶ赤い神殿。その姿はあまりに有名ですね。噂に違わず、見事でした。
水位が浅くなってきた水辺には、白鷺。
澄んだ水の中には小さな甲殻類(ヤドカリ?)がチヨチヨ動いて、小魚が泳いでいます。
ひき潮の時、現われてきた海底を見ると、そこかしこに甲羅を干す蟹たちが観察できました。
境内…というか宮島全体でゆったりと鹿が共存しています。
新鹿(しんろく)と言われ、神さまの使いなのです。


         厳島神社 (1).JPG
完全な引き潮であれば、鳥居まであるいていくことも可能です。
水に強いことから、樹齢500〜600年の楠の木で作られているそう。
大きさがいまいち想像できないかもしれませんが、まん中の“額”はおよそ3畳あると聞きました。
想像以上です。


         厳島神社 (2).JPG
朱色と、海と空の青が強く印象に残ります。
奥に見える提灯に描かれているのが、厳島神社の紋。




厳島神社はその“水上”の姿が有名ですが、実はバックに弥山(みせん)という
神さまのお山を抱えています。古くから島そのものが自然信仰の対象だったようです。

       弥山.JPG
ロープウェーで15分上り、岩船岳(いわふねだけ)466m。
そこから、山頂までは片道30分ほど。

         弥山 (1).JPG

途中、大きな岩がごろついている場所もあります。宮島は、花崗岩でできた島なのだとか。


    弥山 (2).JPG
弥山山頂は535m。周りに邪魔なもの一つなく、展望台からは瀬戸内海の景色が360度広がります。

弥山 (4).JPG弥山 (5).JPG
聖なる山から見る、穏やかな水の景色。
かの伊藤博文は「厳島の真価は弥山からの眺望に有り」と、この景色をとても愛したのだそう。
そもそも民間信仰の発祥は、自然に対しての感動や敬意といった『人の心』だったりします。
この場所は、すごく分かりやすいです。
美しい自然とともに歩んできた、私たち日本人のルーツ。少しわかった気がします。


厳島へ行く際には、本殿見学だけではなく、ぜひ信仰の対象となった山の自然まで体験して下さい。
ちなみにハイキングではなく軽登山ですので、それなりの装備をなさって行くことをおすすめします。


sai

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2011年10月27日

木の建築「木曽の大橋」


総檜造りの太鼓橋。橋脚を持たない橋としては日本でも稀にみる大きさだそうです。
    奈良井宿 (4).JPG


ここは、中山道宿場のひとつ、奈良井宿。
先日、家づくりスタッフのsouさんが書いた奈良井宿についてのブログを読んで、思い出しました。


「木曽の大橋」は、奈良井宿のシンボルとして作られたそうです。
竣工は1991年、まだまだ若いですが、作りはすごいです。
がっしりと組まれていて堅牢、この先何年も人々の目を楽しませてくれることと思います。
裏側から見る骨組みは圧巻です。
       奈良井宿 (7).JPG
想像するに、この橋に携わったことで伝統的な技を学んだ若者も多いのではないでしょうか。
こうした建築は、たとえ観光目的だとしても後世まで伝わる大きな財産となりますね。
この橋も、常用されるものではありませんが、大事にしてほしいものです。
雨の日、梅雨の下りた朝なんかは大変に滑りやすくて危ないと、専らの噂ですけれど…。


奈良井宿は新宿から中央線でドンコドンコ、やがて行ったところにあります。
    奈良井宿 (8).JPG
奈良井の駅には、『どまん中』ののぼり。

んー。。それが本当か否かは別として、souさんと共におススメしたい旅先のひとつ。
妻籠宿、馬籠宿などは観光案内でもよく目にしますが、奈良井は意外と知られておらず、
他に比べると静かな印象です。派手ではありませんが、ゆるりと過ごす大人の休日にはGOOD。

    奈良井宿 (9).JPG
これからは、こんな囲炉裏端で熱燗などいかがでしょうか。お蕎麦が名物です。

近くに清流があって、、そうそう、漆職人さんも沢山いるエリアで、漆器も名物の一つ。
私が泊まった宿は、木部全てが漆塗りという宿…だったような(記憶薄)
テレビも道路の雑音も電線も、余計な物が何もなく、別世界に来たような、いい場所ですよ。
建築に関してはsouさんのブログをご参照ください。


sai

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2011年10月13日

土の建物「秋野不矩美術館」

   秋野不矩美術館 (4).JPG
浜松市、茶畑の中を行くジーゼル単線・天竜浜名湖線に乗ってコトンコトン、掛川駅から
1時間弱ゆられていくと、やがて天竜川に差しかかったあたりで「天竜二俣駅」につきます。

        秋野不矩美術館 (3).JPG


今日はひとつ、土の癒し空間をご紹介。
駅から少し歩くのですが、じきに緑の小高い丘の上、茶色い建物がひょこっと、顔を出します。
   秋野不矩美術館 (5).JPG


女流日本画家、秋野不矩の美術館です。
        秋野不矩美術館.JPG


建物は木と土と石でできています。
設計は藤森照信。こういう感じの、今にも土に還りそうな建築が得意な建築家です。
そしてまた、遊び心を忘れない建築家でもあります。
秋野不矩美術館 (1).JPG秋野不矩美術館 (2).JPG


美術館ゆえ、館内はほとんど写真がタブーなのであまりお見せできないのですが、
展示室には、靴を脱いで上がるのが特徴。
岩絵の具で描かれた優しい世界とひとつながりのような、やわらかな輪郭の空間です。
画面に無駄なものを配さず、ストレートに対象を捉え、かつ繊細に筆を使った秋野不矩の絵。
これを、時間をかけてゆっくり見てもらうために、わざと壁の下のほうに展示しています。
座って眺めてもらうことを、目的とした見せ方です。

        秋野不矩美術館 (6).JPG
二階の廊下。
床も壁も天井も土、木に親しんでいる為か、体験したことのない不思議な感覚です。
ふんわりと包まれているようなあたたかさ。
近いところでは、蔵とか、土間のような空気感でしょうか。
でも四方が土なので、やっぱりちょっと違います。


浜松、掛川あたりに行かれた際には、足を延ばすのも良いかもしれません。
電車の本数がすごく少なくて不便ですけれど、急がない旅にはもってこいの、癒し空間です。
都内にはビルの中、ビカビカのパリパリの美術館も多く、時に肩が凝ります。
けれど芸術とか民芸…“芸”とは本来、人の暮らしの中から生まれたものでもあるはず。
こういう気持ち良い空間を、もっと広めてほしいと思うのです。



秋野不矩美術館
〒431-3314 浜松市天竜区二俣町二俣130
Tel:053-922-0315・Fax:053-922-0316
午前9時30分〜午後5時(月曜休館)


sai
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2011年09月20日

紅葉狩り、富弘美術館

肌寒い雨になりました。
確実に秋が近づいているような、重い空です。が、一方で
雨が降り、朝晩冷えてくると秋の収穫、山の色彩にはワクワクしてきます。


まだ少し早いですが、今回は紅葉狩りにお薦めの美術館を一つ、ご紹介します。
群馬県、富弘美術館

      富弘美術館 (1).JPG


      富弘美術館.JPG
地元出身の作家、星野富弘さんのやさしい詩や水彩画が常設展示されています。

      富弘美術館 (2).JPG
館内を巡っていると、あちらこちらにあいている窓から、太陽光が差し込んでいたり、
中庭の緑色が見えたり、内と外が視野の中で入り組みます。
星野さんの絵と外の植物との景色が相まって、ゆるく開放的な印象です。

    富弘美術館 (3).JPG
ウッドデッキに出れば、山の景色が一望できます。
少し下流にダムがあり、そのダム湖に面した山の張り出し部分に建っているのです。
その名も、草木湖。素敵な響き。


富弘美術館 (4).JPG
ボーっと景色を見ている人が多く、時間を忘れるのに良いところです。
わたらせ渓谷鉄道を利用するのも一興ですよ。



群馬県みどり市 富弘美術館
aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所
2006年日本建築学会賞
〒376-0302 群馬県みどり市東町草木86
Tel.0277-95-6333 Fax.0277-95-6100




まずは台風が、これ以上大きな被害をもたらしませんように。


sai
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2011年09月14日

葉山、虹色の虫

葉山ネタ、ふたたび。掲載し忘れていました。

食やぼ農園さんでは、少し奥まったところに
緑に囲まれた、ちいさな空間があります。
そこで見つけた、虹色の虫です。(画面左上)

DSCN0999.jpg
足元を、あっちへこっちへと、ちょろちょろしていました。
初めて見ました。キレイなので追加投稿しておきます。


sai

posted by エコ花 at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅、お散歩