2012年09月13日

葛の花

今日は秋を感じる風景をひとつ。
近所で、葛の花が咲き始めました。

見たことがありますか?
大きな葉に隠れながら、赤紫の花が縦にスッと伸びて下から咲きます。
IMG_1378.jpg
夜の暗闇のなかでもその存在が分かるほど、強く甘酸っぱい芳香をもっています。



葛は日本じゅう、人の生活しているところならどこでも存在しています。
成長がとても早く、生命力が強いためヤブや雑木林などでは他の植物を覆いながら拡散します。
農家さんを困らせることもしばしばのようです。
ピークでは一日で1メートル伸びるという話まであります。すごいですね。



夏の和菓子に葛餅とか葛きりとかありますが、その根っこが原料になっています。
冬には体を温める飲み物で、葛湯なんかもありますね。
(※もっとも、最近のは○○デンプンなどで代用されているニセものが殆どですので気をつけて。)
その根は、葛根(かっこん)と呼ばれ、漢方のひとつとして古くから利用されてきたそうです。
体を温めて血行を促進する効果が期待できることから、風邪のひき始めによく用いられます。
繊維は布の原料にもなり、葛布(くずふ)と言って、最近では静岡あたりの特産品のようです。
ありあまる蔓は農作業にも使われたのだとか。



つまり、人々に身近な“雑草”だったわけですね。



秋の季語にもなっていて、秋の七草のひとつ。

・・・
日中の気温はいつまで“夏”なんでしょう?
夜が来るのが早くなってきました。太陽は確実に傾いているようです。


IMG_1379.jpg
posted by エコ花 at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々
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