2011年06月27日

2011漆教室一日目

先週の土曜、日曜日と二日間で拭き漆教室が行われました!
圧倒的にオジ様の比率が高い中、混じって漆塗りをしました。saiです。

講師の藤原さん、今回もおしゃべり絶好調。
次々と、段取りを考えながら手を動かしながら、色んな漆の話を聞かせてくださいます。


こちらは、ご自身で彫った木のものを持ち込まれた方の作品。
最初はこんな色のものが、、、
DSCN0098.jpg

一度塗りで、こんな色に。
DSCN0106.jpgDSCN0105.jpg
樹種ごと、木目の部分ごとにしみ込み方が違うため、同じものを作ったとしても
それぞれの風合いが異なってくのが木のうつわの魅力。
右の平皿は特に、木の彫りあとに良い具合に漆がしみて、渋くて格好良いです。


今回の講座で大流行(笑)したのは、蘇芳(スオウ)染め。
拭き漆をする前に木地の草木染めを施しておきます。すると、漆を重ねた時、
独特な色つやが見えたりするのです。藤原さんも普段使っている手法の一つ。
木目が見事な、ケヤキのおわん。この色が、、、
DSCN0087.jpgDSCN0117.jpg
こうなります。


使用したのは蘇芳の液体。初めてみました。
DSCN0101.jpg
この染め液を直接、絵具のようにして筆で木地に塗ります。
しばらく置いて、余分な液は拭きとって、乾いたら次に媒染します。
使うのは水に明礬を溶かした、飽和水溶液。
コレも同じように筆で塗るのですが、塗る前の器は黄色。
塗ると化学反応して初めて先ほどのような赤色に、じわりじわり、変わります。
これにはオジさま達大興奮。一時、草木染め教室のようになりました。



が、私のメイン作業は金継ぎ。三年越し位でやっています。
草木染めの方々を横目に、黙々と最後の作業をしていました。
金入れ作業には大まかに二種類。

DSCN0125.jpgDSCN0126.jpg
朱漆でヒビになっていたところをなぞり、金粉をあとから蒔くのがひとつ。
(ピンボケですが…)こうしてあとから蒔くと、金は表面に“置かれる”ので
金の輝きがハッキリ浮かびます。


もうひとつは、呂色と呼ばれる純度の高い漆に金粉を混ぜて「金泥」を作り、それで
ヒビをなぞり上げる手法。
DSCN0127.jpg

こちらは工程が一回で済みますが、漆の色と金が混じり合うため、輝きは控えめになります。
ただ、私の場合はあまりペカペカ光るのを良しと思わなかったので、今回3つ継いだうち
2つはこの手法で仕上げました。鈍く光る感じが、渋くていいのです。
ちなみに、「金」と言っていますが今回はお手軽なので真鍮粉を用いています。
そもそも金を使うような“うつわ”ではありません、器も私も。
ですが出来上がりはとても良いカンジです。割れた後のほうが格好良くなりました。


完成の写真はあとにしておきましょう。
只今乾燥中です。ムシムシ暑く、不快な日が続いてますから、一週間もあれば表面は乾くでしょう。
来週のブログでお見せできると思いますので、お楽しみに。


sai



posted by エコ花 at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | お教室・ワークショップ
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